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<<   作成日時 : 2014/01/19 22:48   >>

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とても参考になりました。


認知症、難しい「排泄ケア」 プロに聞く失敗しない技

産経新聞 1月19日(日)8時0分配信


認知症の人の排泄誘導のヒント(写真:産経新聞)

 認知症の人のケアで難しいとされるのが排泄(はいせつ)ケア。ときには、オムツをはぎ取る、垂れ流すなどの悩みも聞かれ、在宅を諦める最大の要因と言えそうだ。一方で、高齢者の入居施設や特別養護老人ホームなどではオムツを極力減らすのが最近の傾向。プロが行う「事前ケアの技」を聞いた。(佐藤好美)

 昼食が済み、入居者らが食堂でテレビを見ていた午後2時半。東京都品川区にある「ケアホーム西大井こうほうえん」で、スタッフらは時計を確認すると、認知症で要介護3の高齢者に耳元で声をかけた。

 「トイレに行く?」

 同意した高齢者の両手を取ると、ゆっくり立ってもらい、トイレまで両手を引き、無事、個室に誘導した。

 「ケアホーム西大井」は介護サービスがパッケージになった「サービス付き高齢者向け住宅」。入居者48人全員が介護保険の対象で、うち34人には何らかのトイレ介助が必要。個々人のタイミングを把握し、時間を見計らってトイレに誘い、排泄介助をする。最重度の要介護5の人も例外ではない。

 看護師で施設長の田中とも江さんは特別養護老人ホームでの経験もあり、「施設の質は排泄で決まる」が持論。身動きできない厚いオムツをつける施設や、スタッフが定時にカートでオムツ交換に回る施設は「ダメな施設」と言い切る。

 ケアする人が最もダメージを受けるのが、認知症の人が自身の尿や便を触る弄便(ろうべん)。だが田中さんは、(1)状態の悪い便が出ている(2)オムツに頼り、適切なトイレ誘導ができていない−を原因に挙げる。「状態の悪い便はお尻につくし、オムツがつけっぱなしだと認知症の人は気持ちが悪くて触る。状態が悪いと便をふきとるのも大変だが、認知症の人は、『じっとしててね』と言われても、なぜお尻を出していなければならないのか、なぜお尻に触られるのか分からない。だから嫌がる。それを抑えつけるから暴れる、悪循環です」。その結果、認知症の人は「困った人」「汚い人」になってしまう。

 オムツやパッドの中で排泄すると、感染症の元にもなるので、排泄を失敗させない、汚れ物を出さない「事前のケア」が大切だ。

 田中さんは3つの鍵を挙げる。1つは「膀胱(ぼうこう)の見える化」。同ホームでは、小型の膀胱内尿量測定器「ゆりりん」を入居時などにつけてもらい、個々の排泄サイクルを把握する。特に、夜のサイクルを知るのが重要。起こす時間を知るためだ。

 2つめは、良い便を作ること。下剤は便の状態が悪くなる。「バナナ便」を出すために、水分を1日に1500ミリリットル、食物繊維を15〜16ミリグラム取る。食事で不足する場合は、市販の食物繊維「サンファイバー」(通販などで購入可能)を足す。

 3つめは寝かせきりにしないこと。起こさないと関節の動きが悪くなる「拘縮」が進むし、活動量が少ないと、トイレで踏ん張れる力が出ないためだ。「とにかく、ベッドから出すこと。縁側に行けば光を浴びることができるし、近所の人が声をかけてくるかもしれない。地域との関わりは縁側からです」

 ■良い循環で本人に落ち着き 

 田中さんに家でできる排泄誘導のヒントを聞いた。まずは、サインのキャッチ。「認知症の人は尿意がない」などとされるが、田中さんは「尿意はあるが、うまく伝えられないだけ」と言う。

 オムツやパッドを使っている場合はまず、尿量をキッチンばかりなどで量る。未使用オムツの重量は差し引く。トイレでオムツを外した直後に出ることも多い。その分も量るには、市販の採尿容器「ユーリパン」が便利だという。一日の尿量を記録すると、多い時間帯が分かるので、その少し前にトイレに誘う。

 トイレに誘っても、「行かない」「今はいい」という高齢者も多い。立ち上がってもらうために、「『ちょっとおつきあいしてください』など、その気になる言葉で誘う」(田中さん)。

 便座に座ったら20分程度は待ちたい。だが、しびれるし、疲れるし、今の時期は寒い。そうならないよう、市販のソフト便座や台などを用意して快適にする。

 尿量を量る作業は大変そうだ。田中さんは「そんなことまでしていられない、とよく言われるが、オムツのために介護が大変になっている面もある。オムツが外れると介護が楽になるし、排泄が落ち着くと本人も落ち着く。食事量も進み、良い循環になる。要介護4でも5でもトイレに行けないことはない。施設だから、在宅だからできないこともない」と言う。

 家でタイミングがつかめたら、デイサービス(通所介護)やショートステイ(短期入所)でも良い状態を継続したい。ケアマネジャーに排泄介助をケアプランに盛り込んでもらい、「○時頃に声をかけてトイレに誘導してください」と伝えるよう、田中さんはアドバイスしている。

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